斗山インフラコア・ヨーロッパは、昨年発売された既存の 2 つのモデルに続き、高所解体用掘削機シリーズの 3 番目のモデルとなる DX380DM-7 を発売しました。

DX380DM-7は、視認性に優れた傾斜式キャブを備え、30度の傾斜角度で操作できるため、特に高所作業の解体作業に最適な作業環境を提供します。解体ブームの最大ピン高さは23mです。
DX380DM-7は、油圧調整式アンダーキャリッジを搭載しており、最大幅4.37mまで伸長することで、解体現場での作業に最適な安定性を確保します。また、狭幅位置では油圧調整式で2.97mまで縮むことができ、移動時にも最適な状態を保ちます。この調整機構は、永久潤滑式の内部シリンダー設計を採用しており、移動時の抵抗を最小限に抑え、部品の損傷を防ぎます。
すべての斗山解体掘削機と同様に、標準の安全機能には、FOGS キャブガード、ブームの安全弁、中間ブームとアームのシリンダー、および安定性警告システムが含まれます。

柔軟性を高めるマルチブーム設計
ハイリーチシリーズの他のモデルと同様に、DX380DM-7はモジュラーブーム設計と油圧ロック機構により、高い柔軟性を実現しています。この革新的な設計により、解体用ブームと土木用ブームの切り替えが容易になり、同じプロジェクトで同じ機械を使用して異なる種類の作業を行うことができます。
マルチブーム設計により、土木ブームを 2 つの異なる方法で取り付けることも可能になり、解体ブームと組み合わせることで、同じベースマシンで合計 3 つの異なる構成が可能になり、柔軟性がさらに高まります。
ブーム交換作業を容易にするために、専用のスタンドが提供されています。このスタンドは、クイックチェンジ油圧式カプラと機械式カプラ接続を採用しています。シリンダーベースのシステムを使用してロックピンを所定の位置に押し込み、作業を完了させます。
DX380DM-7は、掘削ブームを直線構成で装備すると、最大高さ10.43mまで作業できます。


投稿日時: 2021年11月12日